「先生、この子はピアノに向いていますか?」
と生徒さんのお母さんに聞かれることがあります。
とても難しい質問です。
向いているかどうか
それは、すぐに簡単に答えが出るものではないと思います。
ピアノを習いたいと自分で思って習い始めた生徒さんもいれば、親御さんの考えでピアノを始めた生徒さんもいます。
レッスンを始めて
歌うこと、音符を覚えること、指を動かせて弾くこと、音を聞く力があること、等々ピアノを弾く為には色んな力がいります。
そして、集中力、持続力も
いります・・
音感がよくて、音を聞く力がいい子でも、集中力がないとなかなか音符を読む力が付きません。
音符を読む力が付いて来た子でも、指が上手く動かせない子もいます。
最初からピアノを弾く為に必要な力を持った生徒さんはなかなかいません。
最近、思うのは、ピアノに向いているのは素直な心の生徒さんだな。
と思います。
私が
こんな風に歌ってごらん。
リズムを作ってみよう。
音符を見ながら弾いてごらん。
こんな風に弾いてみて。
と言う色んな言葉を
素直に聞いてくれて、それをしよう。
と思う生徒さん。
そういう生徒さんはどんどん上達して行きます。
そんなレッスンは生徒さんも私もとても楽しい!
素直な心
は小さい生徒さんから大人の生徒さんまでずっと一緒で、最初から持っている生徒さん、成長と共にその心を持つ生徒さん、持っていても時々その心が何処かへ行ってしまう生徒さん・・
それぞれです。
素直な心に出会える事を
私はずっと待っています。
その時がぐーん!
と伸びる時だからです。
親御さんもその時をずっと気長に待っていてあげて欲しいと思います。
写真はハナミズキです。
桜が終わると次に咲くのがハナミズキ。
空に向かってふんわり、でも力強く咲いている姿が好きです(*^^*)
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